東京都平和の日

本日3月10日は『東京都平和の日』です。

東京は第二次世界大戦中にアメリカ軍により多くの空爆を受けました。特に1945年(昭和20年)3月10日は、死傷者12万人・焼失戸数23万戸と大規模な空襲を受けたことから、この3月10日は空襲犠牲者を追悼し一人ひとりが平和について考えことを目的として「東京都平和の日」と定められました。

本日は『東京大空襲』に関する質問のご紹介です。

質問
空襲(無差別爆撃)による死傷者数

こんにちは
先月報道で、終戦60周年の今年、ドイツのドレスデンで空襲について抗議する極右勢力の集会があったというのを読み、初めてそういうことが昔あったのだとしりました。
このドレスデン大空襲では3万5千人死者が出たらしいですが、3月10日の東京大空襲では10万人以上で日本全体では40万人以上亡くなったとききました。
ドイツで空襲で亡くなった方はどれくらいおられるのでしょうか?
またひとつの都市で亡くなった人の数という意味では人類史上、広島で起きた事が過去最悪ということになるんでしょうか?

回答
広島への原爆投下によって十四万以上の犠牲者、東京大空襲で十万人以上の犠牲者、長崎への原爆投下によって七万人以上の犠牲者というのが都市への一回の無差別爆撃での犠牲者数のトップ3です。
ただし広島と長崎の犠牲者は放射能の後遺症でその後も増え続け、最終的には二十数万と十四万人以上に達しました。

ドイツで空襲でなくなった人は累計では六十万人以上と言われています。

アメリカが呉や佐世保を攻撃しなかったのは、攻撃対象をいまだ大きな被害を受けていない都市に限定していたからです。
軍港はすでに空爆を受けてい…[全文を読む]

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他にも、

東京大空襲の惨状を忘れず、世界中が平和になれるよう祈っています。