長幼の序について教えてください

こんにちわ!OKWaveスタッフです。

何かと発言に注目の集まっていた松本龍復興兼防災担当相が5日、辞表を提出し辞任されました。6月27日に復興相に任命されたばかりで、わずか9日目での辞任。
特に東日本大震災で被害を受けた宮城県訪問の際に、宮城県の村井嘉浩知事に対し「知恵を出さないやつは助けない」「東北の何市がどこの県かわからない」や、遅れて部屋に入ってきた村井知事に対し「長幼の序わきまえた方いい」といった発言が話題になっていました。

そんな松本龍復興兼防災担当相の発言の中でもOKWaveでは『長幼の序』という言葉に注目が集まりました。
本日は言葉の意味と礼儀についてのQ&Aのご紹介です。

『長幼の序』の意味は?

質問
長幼の序について教えてください

意味並びにその言葉が出来た由来を詳しく教えて下さい
宜しくお願いします
急いでます

ベストアンサー
はじめまして。

ご質問1:
<意味>

1.この「序」は順序の「序」になります。

2.「序」の意味は「順番、次第をつける」です。

3. そこから「長幼の序」は「長幼の順序」のことに言及し、「順序」がポイントになります。

4.「長」は年長者のことで、「幼」は年少者のことを指します。

5.以上から、この語の意味は
「物事をするのにあたって、年長者と年少者の間に一定の順序がある」
となります。

ご質問2:
<由来>

1.既に回答にある通り、孟子の出典です。

2、孟子は儒教の教えの中でも四端(仁・義・礼・智)の特を唱えましたが、ご質問の「長幼の序」は「礼」にあたる教えです。

3.例えば儒教国である韓国は、この教育を受けていますから、
「年長者の前で煙草を吸わない」
「食卓では年長者より先にお酒を飲まず、食べ物にも先に手をつけない」
という、「順序」にかかわる習慣があるようです。

以上ご参考までに。

「長幼の序について教えてください」について全文を読む

なるほど、『長幼の序』儒教国である韓国で生まれた言葉だったのですね!年長者を敬ったり、お年寄りを大切にする気持ちは日本の文化とも通じますね。みなさん、この言葉の意味を正確にご存知でしたか?

その他、礼儀の由来いろいろ…

質問
礼儀の由来。

室内に入ったら、コートやマフラーを取るのはあたりまえな行為ですよね。
特にビジネスシーンでは・・。
しかし、なぜコートやマフラーをとらないと失礼にあたるのでしょうか?

『コートや帽子は主に屋外の服装の汚れ除けという観念があります。
屋外の服装の汚れ除けを室内の会議や会食のときに着ていることは誰が見ても感じが悪いことでマナー違反です。』

こんな意見も見つけたのですが、実はこうですよ!
なんてお話がありましたら、是非教えてください。

当方この習慣には肯定的なのですが、新人に対する教育でしっくりくる理由があると伝わり易いかな?と考えております。

是非宜しくお願い致します。

ベストアンサー
アメリカ在住の頃、私の聞いた話です。

コートやマフラーをつけたままお話をするのは、執事とかメッセンシャーボーイなどの、玄関先までしか入ることの出来ない人たちの礼儀で、それを友達とかビジネスパートナーに対してするのは対等の付き合いを表さず、「相手の接待を受け入れたくない」と意思表示をすることになると説明されました。

ですので、友達やパートナーとして遇したときは、コート・マフラーを脱がないほうも失礼ですし、コート・マフラーを預からないほうもマナー違反です。

映画で、友達がコートを着たまま主人公の家にズカズカ入り、説得をするよな場面がありますが、このとき言外に「この説得を聞かなければ、お前と絶交するぞ」と表していることもあります。

「礼儀の由来。」について全文を読む

それぞれ立場によって礼儀も変わる、というのがよくわかる回答ですね!
日本では「郷に入れば郷に従え」ということわざがあるように、生活習慣や文化によっても「礼儀」は変わってくるのかもしれませんね。

なにはともあれ、お互い気持ちのいいコミュニケーションができるようにマナーは大切です!
「礼儀」や「マナー」に不安があったら、『マナー・冠婚葬祭』カテゴリで相談してみてください!