今週の「OKWAVE Stars」は5月20日閉館のアップリンク渋谷、最後の新作興行作品となるドキュメンタリー映画『裏ゾッキ』を特集。

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今週のOKWAVE Starsは、公開中の映画『ゾッキ』の製作の舞台裏を描いた、篠原利恵監督のドキュメンタリー映画『裏ゾッキ』をご紹介します。

■Information

『裏ゾッキ』ばらばらの世界をつなぐのは、法螺(フィクション)だったーーー。
ドキュメンタリー映画『裏ゾッキ』2021年5月14日(金)よりアップリンク渋谷・伏見ミリオン座・刈谷日劇ほか 全国順次公開。

竹中直人・山田孝之・齊藤工の3人がメガホンを取り、漫画家・大橋裕之の短編集を実写化する異色の映画、「ゾッキ」。制作がはじまる2020年、ひときわ喜んだのは、ロケ地である愛知県・蒲郡市の人々だった。蒲郡では8年前から印刷屋さん、パン屋さん、居酒屋さんなど、町の有志が立ち上がり映画誘致の活動を続けていたが、今回、念願かなって蒲郡市も巻き込み、映画「ゾッキ」を市民総出で全面バックアップすることになったのだ!

平穏だった蒲郡という場所で巻き起こる、数々のハプニング。豪華キャスト・スタッフによる一筋縄ではいかない映画制作。そして、素人集団がどうにか映画を盛り上げようと奮闘する姿。その模様を追った「裏ゾッキ」は、ひとつの映画に寄せ集まった人々の”裏側”を描く物語。・・・のはずだった。ロケ終了後に世界中に襲いかかったコロナウイルスの猛威。4、5月には緊急事態宣言が発令した。映画館が2ヶ月の休館するのは戦後初めての事態だった。

映画を生業にしていた監督陣の生活も一変した。例にもれず蒲郡の町も悲鳴をあげ、映画に心をくだいてきた人々は、それぞれの苦境に追い込まれる。さらに2021年3月の公開直前、コロナウイルス第二波が世界を襲う。目標にしてきた「作品を届けること」がおびやかされる今。これは、ひとつの映画とともに重なり合った人々の現在進行形の記録。

撮影・編集・監督: 篠原利恵
出演: 蒲郡市の皆さん、竹中直人、山田孝之、齊藤工 ほか
ナレーション: 松井玲奈
主題歌: 竹原ピストル「全て身に覚えのある痛みだろう?」(ビクターエンタテインメント)
配給:イオンエンターテイメント

公式サイト:https://ura.zokki.jp

映画『裏ゾッキ』紹介記事:
https://okstars.okwave.jp/2021050701/

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