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今週の「OKWAVE Stars」には、映画『CHAIN/チェイン』(2021年11月26日公開)主演の上川周作さんが登場。上川さんには新選組と御陵衛士(ごりょうえじ)の抗争“油小路の変”を題材した本作の感想。演じた山川桜七郎役や、撮影時のエピソードについておうかがいしました。
『CHAIN/チェイン』2021年11月26日(金)よりテアトル新宿、12月10日(金)より、京都シネマほか全国順次ロードショー
幕末・京都。会津を脱藩した浪人・山川桜七郎は、賭場の用心棒として雇われていた。賭場の胴元、侠客・水野弥三郎に御陵衛士の篠原泰之進、藤堂平助が資金繰りの相談をしている時、九州の菓子屋の息子・松之助が賭け金の持ち逃げで引っ立てられてくる。同郷と知った篠原が松之助を救い藤堂らと出ていこうとした時、陰間乞食・惣吉が襲い掛かり、咄嗟に篠原は惣吉の脇腹を斬るが、同時に用心棒の桜七郎が藤堂の前に立ちはだかった。藤堂は刀を交える中で桜七郎に対し侍としての共感を抱き、御陵衛士への合流を誘う。しかし桜七郎は無言で去る。片や松之助は屯所の下男として御陵衛士盟主・伊東甲子太郎始め仲間たちから快く迎え入れられる。そんな様子を、斎藤一がじっと見つめていた。
新撰組局長・近藤勇と副長・土方歳三は、新撰組を脱退せんとする伊東、藤堂、斎藤らに対し、新撰組が武士として出世を認められたことを伝えるが、伊東は立場の違いを鮮明にし、両者の遺恨が深まっていく。そんな中、新撰組の大石鍬次郎は近藤の命により、組を抜け討幕派に傾いた武田観柳斎を斬殺しようとする…が、その場に現れ武田を手にかけたのは御陵衛士であるはずの斎藤だった。一方、賭場を追われ食いつめた桜七郎は金の無心で訪れた会津藩邸で御陵衛士の不義理な行いを知り、伊東のもとに乗り込む…。伊東の恋人、島原輪違屋の花香太夫、惣吉を救う病持ちの夜鷹・お鈴、侍に阿片を売り「男など皆死んでしまえ」と嘯くお染らを巻き込みながら新撰組と御陵衛士の対立は激化し、やがて油小路の変という惨劇へと繋がっていく…。
監督: 福岡芳穂
主演: 上川周作
出演: 塩顕治 池内祥人 村井崇記 佐々木詩音 延岡圭悟 松本薫 和田光沙 辻凪子 土居志央梨
渡辺謙作 鈴木卓爾 高尾悠希 駒野侃 宮本伊織 東山龍平 山本真莉 鈴川法子 水上竜士 福本清三 大西信満 山本浩司 渋川清彦 高岡蒼佑
企画・製作: 北白川派
配給:マジックアワー
※北白川派とは
京都芸術大学と映画学科が推進してプロと学生が協働で一年をかけ一本の映画を完成させ、劇場公開を目指すプロジェクト。2009年から現在まで8作品を制作・劇場公開。俳優の大西礼芳、土村芳らを輩出してきた。2021年は藤原季節主演『のさりの島』、上川周作主演『CHAIN/チェイン』の2本が劇場公開。
上川周作さんインタビュー:
https://okstars.okwave.jp/vol1044/
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