「お手数をお掛けして申し訳ありません」これは正しい?

こんにちは!OKWaveスタッフです。

OKWaveでは日本語の語源から使い方まで、「言葉」に関する質問がたくさん投稿されています。

本日は、今週注目度の高かった「お手数をお掛けして申し訳ありません」、この表現は何故正しい?というQ&Aのご紹介です。
普段使い慣れている言葉や行動でも、「ホントに正しいの?」と疑問を持つことは大切ですよね!

質問者さんと回答者さんのやりとりが、とても勉強になりました。

「お手数をお掛けして申し訳ありません」、従来この表現を何も考えずに使っていました。
WEB上で検索しても、よく使われていることが窺われます。
ところがある時、次の疑問が生じて以来、この表現が使えなくなってしまいました。結論としては通用している表現なのだろうと思うものの、何故?と自問すると自答できません。

手数を掛けたのは相手方であって、その原因をつくったのが私です。原因を作ったことを詫びるのですから、正しくは「お手数を掛けさせて申し訳ありません」、こう述べるべきなのではありませんか。
この考えの適否、並びに「お手数をお掛けして申し訳ありません」が正しい場合、その理由が文法上からも正しいのか、文法には外れているが慣習として正しいのか、解説を希望します。
よろしくお願いします(よく知られた疑問で、何処かで論じられていはしまいかと危惧しながら)。

▼回答No.4
私がお願いしたことで、あなたにお手数のかかる仕事をさせたことになり申し訳ありません。という意味なら「お手数を掛けさせて申し訳ありません」で良いという気がしますね。多分それが「手数」の本来の意味なのでしょう。

(回答より抜粋)

▼回答No.5
たしかに、同じ理由で私も「お手数ではございましょうが」とか「お手数(手間)をとらせまして」は使いますけれど「お手数をおかけして」は使いません。
「かけさせる」と言う表現が使いにくいのも確かです。

(回答より抜粋)

▼回答No.6
「「手間をかける」というと、自分がいろいろな手段や時間を費やす意になるが、「手数をかける」というと、他人に骨折りをしてもらう意となる」

(回答より抜粋)

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「手数」と「手間」似ているようでも意味合いが違うんですね。
最終的には質問者さんも納得されたようです!

ちょっとした疑問でも、理解を深めていくと面白い発見がありそうですね。